第3回ルネこだいら公演鑑賞会<鑑賞記録>

 

1.公演名:「三遊亭圓馬独演会」 ルネ・お笑い演芸館・昼下がりのお気軽千円寄席

2.日時:2023年10月18日(水) 14:00~  中ホールにて

3.参加者:11名 

4.番組:

 (1)開口一番:桂 れん児   前座

   演目:狸札  助けた狸が「お札」に化けて恩返しをする話。

 

 (2)太神楽曲芸:鏡味味千代(かがみ みちよ)による傘回し、バランス芸などの曲芸や間に入る軽妙なトークを楽しみました。

 

 (3)落語:三遊亭圓馬

   5代目圓馬師匠は1961年東京生まれの61歳。2002年真打ち昇進。現在は落語芸術協会の理事。江戸落語の名跡を継ぐ実力派で、明るく味わい深い滑稽噺の名手。

   

   演目①:古典落語 時そば

  二八そば屋の客がさんざんそば屋を褒めて、さてお勘定。そば代の十六文は細かい銭で払うことに。「一つ二つ・・・・いま何刻(なんどき)」と聞いて勘定をごまかした。これを見ていた男。自分もやってみようとして損をしてしまう超有名な噺。さすがは滑稽噺の名人。圓馬師匠の熱演に客席は笑いの渦。

 

演目②:古典落語 試し酒

 商家の主人のお供で、馴染みの大店へやってきた下男で大酒飲みの久造。そこで始まった主人と大店の旦那との、久造の大酒自慢についてのやりとり。終には五升の酒を飲めるかどうか賭けをすることになりました。久造が旨そうに酒を飲む仕草、飲んでいる最中の久造のヨタ話や、都々逸を圓馬師匠が巧みに演じ会場は大盛り上がり。みごと五升を飲んだ後の「さげ」は~~~ 一度、「試し酒」をお聴き頂くまでのお楽しみ。

 

5.結び: 

   今日は日本酒できゅーと一杯やって、蕎麦で締めたくなりました。 

 

   飲みあけて 花いけにせん 二升樽     芭蕉    (三升足りないか) 

 

 

第2回ルネこだいら公演鑑賞会<鑑賞記録>

 

1.公演名:「春風亭昇也独演会」 ルネ・お笑い演芸館・昼下がりのお気軽千円寄席

2.日時:2023年5月8日(月) 14:00~  中ホールにて

3.参加者:18名 (女性7名)

4.番組:

 (1)開口一番:立川幸弥   前座

   演目:元犬(もといぬ)

  よく知られている、人間になった犬の噺。前座がよくやります。

 (2)落語:春風亭昇也

   昇也師匠は1982年生まれの40歳。最初は漫才コンビなどを結成活躍。その後2008年春風亭昇太師匠に入門し落語家へ。2022年真打ち昇進、同年文化庁芸術祭優秀賞受賞。明るく元気の良い芸風で、現代的センスに彩られた高座が持ち味で今回は二席。

   本日の「まくら」についての感想

昇也師匠の小咄は漫才出身のためかテンポもよく中ホールは爆笑また爆笑。時として「綾小路きみまろ」を彷彿とさせる雰囲気がありました。

   演目①:古典落語 壺算(つぼさん)

 二荷入りの大きさの水瓶を買いに来たお客。巧妙な手口(不思議な計算)で値切って買おうとするお客と瀬戸物屋の主人とのやりとりが聞きどころ。上方由来の有名な噺。

演目②:古典落語 宿屋の仇討ち(やどやのあだうち)

 旅籠泊まりの江戸っ子悪友3人組。旅先の開放感から大騒ぎをして、隣部屋の武士か  ら旅籠の手代、伊八を通じて厳しいクレーム。その後の展開は思わぬ方向へ。

5.結び:今回は第1回、第2回に参加された方々の声を集約編集してお届けいたします。

   Aさん「とっても面白かったわ。900円でこんなに楽しめるのはスゴイ。」

   Bさん「日頃の奥さんからのストレスから解放されました。ありがとう。」

   Cさん「笑いは健康の秘訣。大いに笑って楽しい人生を。」

 次回の公演鑑賞会(ルネ・お笑い演芸館)は、10月18日(水)「三遊亭圓馬独演会」を予定。

是非ご参加下さい。

 

 

第1回ルネこだいら公演鑑賞会<鑑賞記録>

 

1.公演名:「桂文治独演会」 ルネ・お笑い演芸館・昼下がりのお気軽千円寄席

2.日時:2022年12月23日(金) 14:00~  中ホールにて

3.参加者:12名 (諸事情により取消し8名)

4.番組:

 (1)開口一番:桂空治   愛媛大学出身。令和元年桂文治入門の前座。

   演目:新聞記事

 (2)落語:桂文治  文治師匠は昭和61年十代目桂文治に入門、平成24年十一代目桂文治襲名。東西に存在する桂派宗家名跡「桂文治」のご当代。豪放磊落で飄々とした語り口が持ち味で今回は二席。

   演目①:古典落語「お血脈」

信濃の国は善光寺の縁起と、「お血脈の御印」を巡る地噺。

演目②:新作人情噺「ラーメン屋」

屋台のラーメン屋を生業とする子供のいない老夫婦に、お客の若者が絡んだ柳家金語楼師匠の作品の一つ。老夫婦の掛け合いの面白さを、文治師匠が軽妙にして絶妙に熱演。思わずほろりとさせられる人情噺でした。

5.結び:今回は落語独演会と言うことで時間もたっぷりとあり、じっくりと味わうことができました。今後の鑑賞会としては、音楽関係公演や落語・演芸なども予定。是非ご参加下さい。

 

2022年4月9日

 

明治大学校友会小平地域支部「ルネこだいら鑑賞会」

設立発起人:馬場正壽 中村邦彦 世話役:持田正明 

 

                   [ルネこだいら公演鑑賞会]設立について()

 

現在、小平地域支部においては様々な行事・同好会活動を実施しています。結果、新しく参加される校友は漸増傾向にありますが、更なる選択肢の多様化が必要と推測されます。また一方校友の高齢化が進み、行動範囲の広い活動が難しくなる傾向もあります。

ついては新しい交流の場として、地元小平市にて多彩な公演を鑑賞できる同好会、「ルネこだいら公演鑑賞会」を設立し、校友の方々へ利便性を提供するとともに、地域支部の更なる活性化を図るべく企画しました。

             

                       「ルネこだいら公演鑑賞会」概要

 

(1) 利用施設:「ルネこだいら」小平市民文化会館

     (公益財団法人 小平市文化振興財団 事業課)

 

(2) 公演種目等について:

   現在公演プログラムは奇数月上旬に、概ね先行2ヶ月分の公演を「ルネこだいら情報誌」(新聞折込あり)、「ルネこだいらHP」にて告知されています。

   発起人及び世話役等は団体扱いもできる公演の中から、校友に相応しいと思われる公演を選定・予約・告知をします。【例】森麻季ソプラノ・リサイタル、ルネお笑い演芸館千円寄席(春風亭柳橋独演会)、ルネサロンコンサート、   財津和夫コンサート、特選ルネ落語会など。

   年3回程度企画実施予定。

 

(3) 予約・予約確定日・告知

   選定した公演種目は団体事前予約枠として扱うため、「ルネこだいら」事業課とチケット枚数、予約確定日等について打ち合わせを実施。

   校友への告知については、幹事会、地域支部HP、及びEメールにて実施。

 

(4)料金・取り消し料等

    団体割引料金利用(10名以上で10%割引)

    募集した結果10名を割った場合には定価となります。

    予約確定日以降の取り消しは全額取り消し料が発生します。

以上